二人は居酒屋を出て、駅に向かって歩き始めた。 言葉少ない会話とややふらつきながら、 「ミャンマーへ行ったことはあるんですか?」 唐突に深雪が誠一郎の顔を正面から見据えていった。 「ミャンマーに?」 と誠一郎は問い返しながら、一瞬立ち止まった。 …
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